狭いベランダでも簡単に「有機果樹」が育てられる「SoBiC果樹システム-Mini」とは?

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ネイチャーダイン株式会社(本社所在地:東京都文京区 代表取締役社長 中島 啓一、以下:ND社)は、狭いベランダなどでも陽のあたるスペースさえあれば、ブルーベリーやリンゴ、ミカンなどの果樹(家庭用は苗木ほどの小さめのモノから始める事をおすすめ)を手間なく簡単に栽培できる「SoBiC(ソビック)果樹システム-Mini」を開発した。

淡水魚の水槽と連携し、自然の生態系を超コンパクトでシンプルに再現

SoBiCは、ND社独自の電気も機械も利用せず、太陽の日射熱による気圧変化を利用し、自然のリズムで自動・自律的に「水を循環させる機能」を搭載しています。この水循環機能に金魚や鯉などの淡水魚を飼育している水を利用する事で、自然の生態系を独立したシステム内でコンパクトに完結する自然栽培装置です。

 同様に淡水魚を飼育する水槽を植物栽培に連携させ、魚の排泄物などを含んだ水を天然肥料とする栽培方法としては「アクアポニックス」という栽培手法が既に存在しており、植物の栽培と魚の養殖を同時にできるといった合理的な農業生産方法として期待されていますが、高精度な電子制御を搭載した電動モーターポンプが必要になるなど、導入にはコストや技術面で大きなハードルがありました。

 また、生物分解が適切に働く環境やタイミングは常に変化しており、多様で予測困難な生態系バランスに対応しながら循環流量の調整やタイミングを計る必要があります。具体的には動物の排泄物をそのまま植物にかけたらアンモニア成分が強すぎて植物には悪影響となります。糞などの有機物は微生物などの生物分解や酸化によって「窒素」などの植物にとって必須な栄養成分に変化するには多少の時間と環境の変化が必要であり、その過程を循環経路で確保しなければなりません。つまりは「生態変化による自然のリズム」のタイミングを計りながら水を循環する必要があり、単純に水を循環させるだけでは悪循環を誘発する事もあります。

 SoBiC果樹システム-Miniは人工的な動力や制御システムを利用せず、「自然のリズム」で「自然の自動・自律動作」によって起こる「自然の水循環システム」を活用して、自然の調整力がポジティブ(活性力)に働きやすい自活の生育環境を創る事でそれらの課題を解決に導いています。

金魚やメダカを飼う「簡単な手間」で完全有機の果樹が育てられる

 果樹を栽培するには、まずは生育環境を長い年月をかけて整える事が重要とされており、果樹が成長した場合はそれを移す事も難題でした。「SoBiC果樹システム-Mini」なら、狭いベランダでも陽のあたるスペースさえあれば手軽に果樹栽培が出来るようになり、金魚やメダカの飼育や水槽内の水を維持をするだけで、旬の季節になれば完全な有機果実が採る事が可能になります。

都市緑化と都市農業の活性化に最適

 近年の温暖化や気象変動によって、ヒートアイランド現象などの都市環境の悪化が深刻化している中で、緑化政策が推進・推奨されており、屋上緑化も義務化されている地域も多々あります。しかし、屋上緑化には、防水強化や潅水システムの施工・設置に相当な投資と運用の費用負担がかかる大きなハードルがあり、そのコストを軽減させる為に都市農業生産モデルとして作物生産ができるケースもありますが、いずれにしてもシステムが複雑になる傾向が強く、投資も運用コストも逆ザヤとなって更に増すケースがほとんどで緑化は遅々として進まない状況です。

 「SoBiC果樹システム-Mini」であれば、特別な防水強化や潅水システムなどの必要がなく、簡単に「大自然と触れ合う和みの空間」が創られ、その副産物として安全性の高い有機作物も採れる好循環サイクルを生み出す事も可能となります。1台から始めて、1台ずつスペースの許す限り増やして行く事も可能で、投資や運用コストの心配が要らなくなります。

 また、近年の温暖化による気象変動や異常気象の頻発で、これまで何十年、何百年も続いてきた産地での果樹生産は、過去の生産量を維持できない地域の増加や、生産作物の種類を変えなければならないケースも多々でてきています。更に、果樹生産は野菜生産と異なり、生産を開始するには広域にわたる最適な環境造りから始まり、ビジネスとして軌道に乗るまでの生産量に至るまでに10年単位の時間を要する事が業態としての最大の課題であり、それゆえ採算性が見えない産業には投資されず悪循環を重ねている状況で、国内の生産者は減少の一途をたどっています。

6次産業を超えた経済成長に寄与できる

 現在の地球環境、資源問題、気候変動など深刻な問題が大きくなってきており、社会的にも経済的にも「成長の限界」が顕在化してきている中で、その限界を超えるソリューションのテーマとして、1次産業、2次産業、3次産業をシームレスに繋いだ無駄のない生産と流通の6次産業化が「カギ」とされています。その中で農業生産と物流の効率化が最も有効であるとされ、IoTやAIロボットなどの最新のハイテクシステムが農業に導入されるケースに投資が検討されてきましたが、採算に乗るベースの生産量に対する面積と環境の整備を試算した時点で、投資にならないと判断されるケースが多くありました。

 しかし「SoBiC」をベースにした生産基盤であれば、本来環境整備にかかるコストを別次元なレベルに軽減できるので、それらハイテク技術の有効活用にも寄与できると期待できます。現在、5G通信回線を活用した農業ソリューションの一部としての引き合いや問い合わせにも対応しており、少なからず革新的な農業生産モデルが今年中にいくつか誕生すると思われます。

「SoBiC果樹システム-Mini」は対面積あたり、または対設備コストあたりの生産効率は、基本システムがシンプルで無電源である事から、従来の如何なるシステムと比べても最高効率を誇ります。大規模生産や付加価値の高い作物の生産においては更に効率を高めるシステム構成も可能であり、様々なパートナー企業様と創って行く「成長の限界を突破するソリューション」にする事を目指しています。

プレスリリース引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000020061.html

s.yamamoto

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ツチカウ編集部の山本です。マーケティングを生業としながら、米とカボチャを生産する両親を支えつつ、日本の農の未来に想いを寄せています。

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