今話題のSDGsと農業の関わりとは?

社会×環境×農業

みなさんSDGsという言葉をご存知でしょうか?SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、どう発音するかというとSDGs(エス・ディー・ジーズ)です。これは、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。目標とは一体何なのか?農業とはどのような関係があるのか?今回はそのことを解説していきたいと思います。

SDGsの目標とは

SDGsは理念に「誰一人取り残さない(No one will be left behind)」をもち、貧困解決や持続的社会の構築に関わる17の目標が設定されています。

17の目標を少し細かく見ていきたいと思います。

最初の方に書かれている1〜6の目標を見てみると、貧困や飢餓、健康や教育、水などにも言及していて、どちらかというと途上国に対する支援が主な内容のようです。
ただ、世界経済フォーラムが2019年12月に発表した男女格差を測る指数で日本は153カ国中121位となっており、日本も多いに関わり合いの深い目標になっています。

次に7〜12の目標を見てみると、エネルギーや働きがい、技術革新などにも触れており、日本にも密接に関係する目標となっています。

最後に13〜17です。気候変動の話、海の話や陸の話まで出てくるので、途上国や先進国だけの話ではなく、もっと地球全般な包括的な話になってきます。

SDGsと農業の関わり

では、SDGsは農業とどういった関わりがあるのか。

食料を供給する

まずシンプルに、「食料を供給する」という重要な役割があります。目標2の「飢餓をゼロに」の実現には、強い農業の存在が欠かせません。「2030 年までに、飢餓を撲滅し、すべての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする」と強い意志をもって記載されています。
この目標2を実現するための方法として、持続可能な食料生産システムの確立や、そこに関わる生産技術の研究、多様性保持、また価格安定性などが記載されています。
また、以前記事で紹介した「食品ロス」にも大いに関わっていますので是非ご参照ください。
https://www.tsuchikau.com/whatisfoodloss20191218/

環境問題に対する対策

こちらは目標12「つくる責任つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさを守ろう」に関わってきます。
農業を行うそのもので自然環境を維持する側面があります。一方、生産性向上により、食料が余ってしまい食料廃棄や食品ロスに繋がることもあるかもしれません。

雇用を守る

最後に、農業には地方や途上国の「雇用を守る」役割があります。世界では農業を主な生業としている人が多くいます。そのため、目標8「働きがいも経済成長も」や目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」との関わりがあります。

まとめ

以上のように農業に携わることでSDGsにも大きく関係することになります。ただ、「持続可能な開発目標」って言われてもいまいちピンとこないし、国連とか話が大きいしあまり実感わかないなぁというのが正直な感想かと思います。
次回は実際に取り組んでいる企業の話や、身の周りの商品など紹介させていただき、もう少し身近に感じてもらえればと思います。

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