自家製ハーブティーを楽しむ!ティーガーデンの作り方・楽しみ方

ライターズコラム

お茶を楽しむための庭をつくろう!

ティーガーデンってどんな庭?

お茶を楽しむための庭を作りたいと考えているなら、「ティーガーデン」に挑戦してみませんか?ティーガーデンはお茶を楽しむためのハーブや植物を集めた庭です。植物を育てる楽しみに加えて、育てた草花を自家製のお茶にしてティータイムを盛り上げます。庭がないという方でも鉢植えにすればベランダでも気軽にティーガーデンを楽しめますよ。オーガニック、無農薬の自家製のお茶でティーパーティーを開くのもいいですね。どんな庭づくりをしようか迷っているならティーガーデンを候補にいれてみてください。

ティーガーデンはテーマを決めて

ティーガーデンを上手につくるポイントは、テーマを決めてから庭づくりを始めることです。健康や美容にこだわったブレンドティーをつくるための植物を集める、「ミンティーな香り」をテーマにしてセレクトする、季節ごとにフレッシュなお茶をたのしむプランをたてるなど、植えるハーブなどの植物をチョイスしましょう。「チョコレートにあわせるためのお茶」などテーマを決めてティーガーデンを計画するのも楽しいでしょう。

ティーガーデンのメリット

ティーガーデンをつくる最大のメリットは、フレッシュなお茶を好きなときに楽しめることです。フレッシュなお茶にするとドライでは味わえないクリーンでフレッシュな風味を楽しめます。フレッシュな植物からいれるお茶を気軽に楽しみたいなら自分だけの個性あふれるティーガーデンをつくってみてはいかがでしょうか。

ティーガーデンにおすすめの植物7選

それでは、お茶を楽しむためのティーガーデンにぴったりの植物をご紹介しましょう。お茶に向く植物は主に快い香りをもつハーブ類がメインになります。ここでは、初心者でも育てやすく、ティーガーデンづくりにおすすめな植物を中心に7種類のハーブを選んでみました。

おすすめ①ジャーマンカモミール

可憐な白い花をつけるカモミールは安眠に導くお茶として有名です。強いストレスを感じるときにもフレッシュなカモミールティーでリフレッシュすることをおすすめします。ドライハーブのカモミールティーが苦手という方でも、フレッシュなカモミールでつくるお茶ならおいしいと感じるケースが多くみられます。青リンゴに例えられる香りをもつフレッシュなジャーマンカモミールを楽しんでみてください。

育て方のポイント

ジャーマンカモミールの育て方は比較的簡単で、こぼれ種でどんどん増えます。日当たりと風通しのよい場所を好み、プランターでも育てられます。蒸れに弱い性質をもつため、蒸し暑い時期には風通しをよくする工夫が必要です。

おすすめ②パイナップルセージ

パイナップルセージは葉や茎に傷がつくと甘いパイナップルの香りがするシソ科のハーブです。フルーティーな香りがするパイナップルセージはクセも少なく飲みやすいのでお茶にぴったりのハーブです。10~11月には鮮やかな細長い唇のような形の花を多数咲かせます。

育て方のポイント

パイナップルセージは日当たりが良く、水はけのよい土地を好むハーブです。関東以南なら戸外でも冬越しできます。日当たりが良いほどよく育ちますが、日が短くなると花芽をつける性質をもつため、夜が長く、しっかりと暗くならないと花がつかないので注意しましょう。

おすすめ③レモンバーム

レモンバームはレモンのようなさわやかな香りが特徴で、単独でもブレンドしてもおいしいお茶が楽しめます。葉の緑色が明るくティーガーデンを明るくしてくれるので、庭の雰囲気づくりにもおすすめのハーブです。性質的にも強い多年草(種まき後、複数年開花・結実のサイクルをもつ植物)なので、初心者にも育てやすいでしょう。

育て方のポイント

レモンバームは日当たりを好みます。日当たりが不十分、または強すぎる日光にあたると、成長が鈍る、枯れるなどのトラブルにつながることがあるので、適度な日当たりの調整が必要です。また、乾燥には弱いため、鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりの水をあげましょう。

春、レモンバームが芽吹くころに摘心(てきしん・茎の先をカットして、脇芽の成長をうながす)をしておくと葉の数が増え、全体的に美しい形になります。葉が茂ってきたら、枝や茎の部分を剪定すると葉の数が増し、収穫量も上がります。

おすすめ④ローゼル

ローゼルはハイビスカスの仲間で、ハイビスカスティーにはローゼルの花が使われます。ローゼルのお茶はルビー色が美しく、クエン酸が豊富でさわやかな酸味が楽しめます。果実はジャムや砂糖漬けなどにしするのもおすすめです。

育て方のポイント

ローゼルは地植え、鉢植えのどちらでも育てられる植物です。あたたかい気候であれば多年草として育ちますが、日本では冬越しは難しいといわれます。室内なら日当たりの良い場所を選び、日照時間の長い夏は室外に出すなど、できる限り日当たりの時間を長く保つよう心がけましょう。

おすすめ⑤ミント

ミントは初心者にも簡単に育てられるハーブとして知られるハーブです。ミントといえば、さわやかでキリっとしたシャープな香りを想像するかもしれませんが、ミントは種類が多く、甘みのあるおだやかでやさしい風味のものもあります。代表的な品種は「ペパーミント」や「スペアミント」で、そのほか「アップルミント」「チョコレートミント」「オレンジミント」など個性的な香りをもつお茶にぴったりの種類もあり、好きな香りを見つけるのも楽しいですよ。

育て方のポイント

ミントは種まきをしなくても、茎を切って水につけておけば根がでてくるので、挿し木で簡単に増やせます。ミントは横方向に這うようにふえるという性質をもつため、地植えにする場合は、他の植物を圧倒しないよう注意が必要です。ミントの仲間は異なる種類を近くに植えると交雑しやすいので、他の種類とは離して植えましょう。

おすすめ⑥カレンデュラ

カレンデュラはキンセンカとも呼ばれ、明るいオレンジ色の花をつけます。ビタミンカラーの花は食用となり、お茶にするほか、サラダやケーキの飾りに便利です。。カレンデュラから抽出するエキスは炎症をおさえる効果が認められているため、赤ちゃんのスキンケア製品をはじめ、敏感肌のスキンケアにも配合されています。食用または外用するためには無農薬で育てましょう。

育て方のポイント

カレンデュラは十分な日当たりが必要です。また、適度な風通しと良好な水はけが保てる環境を作ることがポイントです。カレンデュラは寒さに強いので、寒い季節は特別な冬越しの手順はありませんが、高温多湿になると病気になることがあるので、暑い季節には風通しのよい環境をつくってあげてください。

おすすめ⑦バラ

ティーガーデンにおすすめのバラはハマナスまたは玫瑰(マイカイ)と呼ばれる種類です。小さなバラのつぼみが浮かぶ美しいお茶を見たことはありませんか?そこに入っているのがハマナスのつぼみです。バラは、ビタミンCが豊富で、健康効果、とくに美肌づくりをサポートするといわれ、女性にはうれしいお茶の素材です。

育て方のポイント

ハマナスは寒さに強く、潮風にもよく耐える性質をもつため、海岸近くでも栽培できます。ハマナスの栽培には日当たりと風通しを必要とします。高温多湿は苦手なので、密集しないように間隔をとって育てましょう。強烈な夏の西日に当たると枯れる原因になるので避けることをおすすめします。

ティーガーデンで癒しのひとときを!

庭づくりは心癒される楽しみです。自分で育てた植物から自然のパワーをお茶にしてとりいれることができれば、さらにパワフルなヒーリング効果が期待できそうです。テーマを決めたら、お好みにあわせて自分だけのティーガーデンをつくってみてくださいね。

Atsuko.Y

グリーンスキンケアフォーミュレーター。食べること、ライフスタイルなど、農からはじまる美と健康の秘密を世界に発信しています。日本の植物を主原料とする化粧品材料...

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