コロナ禍で畜産農家はどうなった?応援する方法も紹介!

社会×環境×農業

「世の中コロナ禍で大変だけど、畜産農家にも影響があったのか気になる」

「コロナ禍のなか、リモートワークができない畜産農家はどんな風に働いているのか気になる」

「コロナ禍だからこそ、畜産農家を応援したい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

こんにちは。ツチカウ編集部の谷口です。家畜獣医の息子です。そんな私にとって畜産農家は身近な存在。

コロナ禍のなか、 畜産農家はどのように働いているのか、畜産農家はどのような影響を受けたのか調査しました。

コロナ禍での畜産農家の働き方

牛舎

コロナ禍で畜産農家の働き方はどのように変わったのでしょうか。

結論からいうと、コロナ禍でも畜産農家の働き方は今までと変わっていません。
当然のことですが、畜産農家はリモートワークやテレワークができません。 牛や豚、鶏など【リアル】な動物たちと向き合っているのが畜産農家です。コロナ禍だからといって、動物たちの世話をやめるわけにはいかないのです。

例えば、乳牛は毎日お乳を絞らないと病気になってしまいます。 給餌や動物たちの体の手入れなども、毎日【リアル】な場で行う必要があります。

そのように動物と向き合う環境なので、『三密』になる機会は少ないですが…

畜産農家の働き方に対するコロナ禍の影響は少ないと言えそうです…
しかし、コロナ禍による経済変動は畜産農家を直撃しました。

コロナ禍で畜産農家が受けた影響|食肉の流通価格が混乱

食肉の流通価格の下落

コロナ禍で畜産農家が受けた影響、それは、経済活動の停止によって引き起こされた食肉の流通価格の混乱です。

畜産農家が受けた影響で特に深刻なものは「和牛の流通価格の下落」です。

コロナ禍による経済の停滞、とりわけ外食産業の停滞により2020年3月~5月には食肉の流通価格は前年同期比2割~3割下落しました。これにより、和牛を育てている畜産農家が経営危機に直面しました。

「ハレの日」・外食・お祝い事など、特別なタイミングで食べられることの多い和牛は景気の影響を強く受けます。コロナ禍で自粛ムードが強まる中、和牛の需要も落ち込んでしまったというわけです…

和牛とは反対に、豚肉や鶏肉などの価格は上昇しました。在宅勤務やステイホームの影響を受け、 普段の食卓で食べられることの多い豚肉や鶏肉の需要が増えたことが原因です。

現在は食肉相場も少しずつ前年と同程度の価格水準まで回復してきましたが、コロナ禍が畜産農家の経営に及ぼした影響は大きかったようです。

コロナ禍で影響を受けた畜産農家を応援する方法

今まで、畜産農家は口蹄疫やBSE(牛海綿状脳症)、豚熱や鳥インフルエンザなど、多くの『家畜伝染病』と戦ってきました。 家畜伝染病との戦いは厳しいものですが、その度に畜産農家は危機を乗り越えてきました。

しかし、今回のコロナ禍では『人間の病気』と戦わなければなりません。
畜産農家で働く人の健康状態はもちろん、コロナ禍による経済停滞とも戦わなければならないのです。

そんな畜産農家を応援する方法をまとめました。

#元気いただきますプロジェクト

最初に紹介するのは、農林水産省が企画した「#元気いただきますプロジェクト」です。

#元気いただきますプロジェクト

インターネット販売推進・食育等推進・農林水産物の販路の多角化推進・地域の創意による販売促進の4つの支援プログラムを通じて、コロナ禍で影響を受けた農林水産事業者を支援する企画です。

「畜産農家応援プロジェクト」

2つ目に紹介するのは、社会貢献型フードシェアリングプラットフォーム「KURADASHI(クラダシ)」が運営する「畜産農家応援プロジェクト」です。

KURADASHI(クラダシ )

■「畜産農家応援プロジェクト」について
 世界に広がった新型コロナウィルス感染の影響は予想以上に、日本の一次産業に大きな影響を及ぼしているといわれています。観光客の激減・輸出停滞・相場下落・外食産業の打撃などの様々な影響を受けて、生きている牛や豚を扱う畜産農家さんは、その成長を止めることも、売り先をすぐに増やすこともできずに、非常に苦しい状況に置かれています。
 畜産農家さんは厳しい管理基準を守り、安心・安全な飼料を与えながら365日休むことなく子牛から丹精込められて愛情に育てられた牛や豚を「最後まで大切に扱いたい」という想いが常にあります。今回、社会貢献型ショッピングサイトKURADASHIを通して畜産農家さんとお客様をつなぎ、「おトクに美味しくお肉を食べて元気になってほしい」「畜産農家さんを応援したい」という想いを胸に今回のプロジェクトの実施に至りました。
 社会貢献意識の高いKURADASHIの会員様10万人に向けてこの応援プロジェクトを発信し、より多くのお客様に美味しいお肉をお届けすることで、畜産農家の方々と皆様に元気になっていただきたいと考えております。

【畜産農家さん応援プロジェクト】社会貢献型ショッピングサイトKURADASHIでカミチクの九州最高級肉を販売開始 | PR TIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000014485.html

農家直売どっとこむ

3つ目に紹介するのは、「ツチカウ」を運営している唐沢農機サービスの「農家直売どっとこむ」です。

「農家直売どっとこむ」

【産直】をうたって日本各地の物産を販売するウェブサイトはいくつもあります。でもそのほとんどは生産者から消費者の手にわたるまでに、いくつかの過程を経る仕組みのうえに成り立っています。

畑から消費者の手元へ直送される本当の【直売】は、生産者自身が通販モールに出店するか、自分の手で行うしかありません。ことに収穫の最盛期に注文に対応するのは大きな負担となります。

また、安全やおいしさのために手間ひまを惜しまず栽培してきた農産物がむやみな価格競争にさらされるのは、生産者にとってやるせないことでもあります。

そこで、そうした負担や理不尽を解消し、本当に良い品だけを適正な価格で、生産者の畑から消費者に直接届く仕組みをつくり、地域の農業発展をサポートしたいという思いから立ち上げたのが【農家直売どっとこむ】です。

農家直売どっとこむ|株式会社唐沢農機サービス https://www.e-noson.com/help/about

「農家直売どっとこむ」は、農産物生産のプロである農家さんと当社が手を組み、今までに無かった本当の産地直送を実現するショッピングサイトです。畜産関係は「信州黄金シャモ」しかありませんが、幅広い分野の信州産農産物を買うことができます。

畜産農家×コロナ禍のまとめ

コロナ禍で畜産農家の働き方は大きくは変わりませんでした。しかし、経済活動の停止によって畜産農家の経営環境は大きく悪化しました。

コロナ禍の今だからこそ、インターネットを使っておいしいお肉をおうちで食べてみてはいかがでしょうか?

taniguchi

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ツチカウ編集部の谷口です。農家の孫かつ大動物(家畜)獣医の息子です。農家の皆さんのおかげでここまで大きくなりました。農家の皆さんに恩返しできる記事を書きます...

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